脱毛の原因

なぜ脱毛が起きるのでしょうか？

育毛＆発毛に対処する前に、脱毛の原因を把握しておくことが大切です。

まず加齢と共に多少なりとも毛髪のボリュームは少なくなっていきます。
これは正常な生理現象で半ば致し方ないことです。
皮膚内の毛髪の形成部分に、男性ホルモンである「テストステロン」から
生成された「ジヒドロ・テストステロン」という物質が作用し、毛髪の
成長を妨げ、結果として産毛しか形成されなくなります。
そのため見た目では発毛がストップしてしまうのです。
毛髪自体が消滅しているわけではないので、この産毛が正常に成長
出来れば、発毛がまた始まるわけです。
しかし、なぜ頭髪がこのようなメカニズムになっているのかは明確には
分かっていないのが現状です。
人間の大切な頭部を守るために頭髪があるとも言われますが、それならば
脱毛は命に関わってきますから、本当に？ですね。
脱毛が始まる年齢は人によってさまざまで、早ければ10代後半から始まる
こともあります。

脱毛は人によっては病気だと言いたいかも知れませんが、正常な生理的
現象であるとして、病気には扱われません。

髪の大敵

髪の大敵

脱毛・薄毛になってしまう要素はなんでしょうか？

髪も身体の一部であることを考えると、一般的に身体に良くないとされる
ストレスや食生活・生活習慣と言った身体内部からの要因。
パーマや過度のシャンプーでの洗髪等、髪への直接要因が考えられます。

(身体内部からの要因)
①ストレス
・ストレスは血管を収縮させ、血流が悪くなります。そうなると栄養素が
　運ばれにくく　なるため、髪を育毛させる細胞への栄養素が十分届かず、
　育毛の働きも悪くなります。
②食生活
・偏った食事を続けていくと髪に必要な栄養も不足してしまいます。
・脂っこい食事は、過多の脂分が頭皮の毛穴を詰まらせて、抜け毛を
　引き起こすことになります。
・髪の毛を構成する栄養素のタンパク質は肝臓で作られますが、お酒の
　飲み過ぎ等で肝臓が弱ってしまうと、発毛に必要な栄養素が作られ
　にくくなります。
③生活習慣
・睡眠不足は、ホルモンや免疫細胞等が寝ている間に髪の修復を行う
　時間が少なくなるため、髪の傷みが続くことになります。

(髪への直接要因)
①カラーリングやパーマ
・髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。
②過剰なシャンプー
・洗髪しすぎると皮脂を落としすぎて、逆に身体はそれを補おうと
　皮脂を作り出し、頭皮が皮脂で覆われてしまうことになります。
③同じ髪型（分け目）
・同じ分け目は、頭皮の同じ場所に負担をかけ続けるので、そこから
　抜け毛を引き起こしてしまいます。
④紫外線
・肌の日焼けと同じように髪も日焼けし、髪や頭皮が乾燥し、
　キューティクルがはがれやすくなり、ダメージが大きくなります。
⑤帽子やヘルメット
・長時間かぶっていると通気が悪くなり、汗で蒸れて清潔感が保てず、
　抜け毛の原因となります。